理論というより


先日、競馬の武豊騎手がG1レース通算100勝目を飾った。
なかなかの偉業。
彼の勝利インタビューを聞くと騎乗している馬の気性を言うことが多い。
先行逃げ切りか、追い上げか?
馬の気性に合わせた走りをするのを本意としていると言える。
それぞれの馬のことを知り尽くしてこそ勝負ができるということらしい。
馬を知ることに関して、その名をとどめていると言えば、
中国周代の”伯楽”。
一日に千里を走るような馬のことを千里馬というが、
単に外見を見ても、千里馬か否かは分からない。
それを見分けたりできる人物。
これは、理論というより、”天性の勘”という以外にないようだ。
今、
プロ野球のシーズンが終わり、各チーム来期に向けて、選手の確保に余念がない。
12球団の合同トライアウトが開かれている。
各球団から戦力外と判断された選手などが再起を期して臨むテスト。
アメリカでは”テスティング・コンバイン(testing combine)”と呼ばれている。
今年から中日ドラゴンズのGM になった落合博満氏が
かなり積極的に視察に行っているという。
彼の監督時代も、他のチームで実力を出し切れなかった選手を拾って来て
立派に活躍する選手に仕立て上げた実績がある。
そういった面でいえば、彼もこの分野における伯楽とも言える。
かつての野村監督もそのような人物だった。
それを見分けるのは理屈ではなく、やはり天性の勘といったところだろう。
この合同トライアウトには、プロ野球関係者ばかりではなく、
社会人野球チームや台湾など海外球団などもブースを持ったり、
さらには、身体能力に眼を付け、他種目、
たとえば、日本競輪学校などの関係者も熱い視線を送っているという。
各分野の伯楽たちの”勘”が活かされる時でもあるが、
中には俳優養成所、タレント養成所など、
全く違った分野の伯楽もいるとトライアウトは、
もっと刺激的になるかもしれない?


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