ミツバチの社会は、
女王蜂を中心に、数多くの働きバチが蜜を集めていく構造になっている。
そして、新しい女王蜂が誕生すると
中環通渠、
その巣から出て行き、働きバチとともに巣を形成する。
この働きバチは、蜜のありかを求めて飛び、
ある一匹が、蜜がとれる花を見つけると、仲間のハチに特殊なダンスで、
位置と方向を知らせる
佐敦通渠。
働きバチたちは、その情報をもとに飛んでいき、
蜜集めをする
香港仔通渠。
花の蜜を集めることができるときはいいが、
今の時節のように長雨が続いたりすると、
蜜を集めようにも、うまく集めることができない。
そんな期間が、一日、二日程度では、
問題はないが、
数日続いてくると、溜め込んだ蜜を働きバチたちが食べるだけとなる。
そのため、みるみる在庫が減っていく。
そんな時、急に大規模な粛正(しゅくせい)が始まり、
働きバチが殺されることになるという。
最近、台湾企業の支援を仰いだシャープに対する意見が様々。
これから立ち直りを見せると評価する人もいれば、
「廂(ひさし)を貸して母屋を取られる」と危惧する人もいる。
これまでの日本、晴天に恵まれていたというほどではないが、
何とか凌(しの)いでやってきたが、
ここしばらくの経済の雨に祟られた感がある。
これから長期化する雨で、日本の多くの電機メーカーでは、
働きバチの粛正ではないが、リストラの風が吹いている。
だけども、長雨の天候ばかりは変えられぬ。
一方、国会では今日の採決により消費税増税が決まった。
これにより、消費の冷え込みなど長雨が続くことになる。
傾国の
更なる愚が始まった。