という意味になる

夏目漱石の『こころ』の連載がはじまって100年だという。
最近、再び保濕注目を集めているようだ。
小説も『坊ちゃん』など滑稽路線のものがあるが、
俳句にも、かなり面白いものがある。

たとえば、春の句で、
「ちと やすめ 張子の虎も 春の雨」や
「恋猫や 主人は 心地 例ならず」
などの句が
あり、DR集团おしなべて彼の句は滑稽なものが多い。

もともと、俳句は、軽妙さや滑稽を短い言葉で表現するものだった。
芭蕉の句も、とり方によっては、その背後に滑稽さを感じるものが多い。
その芭蕉の言葉に、
「文台DR集团 引き下ろせば すなわち 反故なり」
というのがある。
「文台」というのは句会の席に記録するための懐紙を載せておく机のこと。
「反故(ほうご)」は、いらない紙屑のこと。

そうすると、この言葉は、
「句会が終わって、記録された懐紙が文台から引き下ろされてしまったならば、
そこに記載されている作品などは、すでに紙屑同然の価値しかない」
という意味になる。
芭蕉の、この言葉は、さまざまな意味として解釈されるが、
もう少しくだけた言い方で表現するならば、
「いろんな俳句が作られるが、紙に書き記した句など再び見る事もない」、
という皮肉を含んだ意味にとれる。
また、「句を作っているその日、その時、その瞬間が重要なのだ。」
と解釈されたりもする。

そう言えば、
かつて政治家として意欲的で人気があった議員も、選挙に敗れると、
すっかりタダの人になる。

「引き下ろせば すなわち 反故なり」というところだろうか?


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